ゲーム開発での
デバッグ
で報告される
バグ
は大抵ランク付けがされる。
・Sバグ
画面フリーズ、操作不能などの致命的バグ。
いかなる時でも最優先で修正すべきもの。
マスターアップ(完成)前にこれが起きると精神的にキツイ。
・Aバグ
(先に進めなくなる等の)進行不能、仕様との不一致、
明らかにおかしいパラメータ、明らかにおかしい見た目など、
ゲームとして成り立たなくなるようなバグ。
・Bバグ
見た目とサウンドがずれてる、よく見ると見た目がおかしい、誤字脱字など、
ゲーム進行に影響は無いがちょっとおかしいと思うレベルのバグ。
・Cバグ
句点、句読点が抜けてる、文章の統一性、画像が数ドットずれてるなど、
言われないと分からないようなバグ。
・再現率
(特定の操作をして)必ず起きれば再現率100%。
原因は不明だがn回試してそのうちm回起きれば再現率m/n回。
この再現率の低いAバグやSバグが1番タチが悪い。
デバッグ初期は基本的に全て修正するが、終盤に近づくにつれて、
いかに安定させて動作させるかが優先されるため、
後半に報告されたBランク以下(モノによってはAランクも)のバグは
余裕が無ければ修正されずにそのまま「これは仕様です」となる。
人が手を入れることでミスが発生し、新たなバグを生むことはよくあるので、
最後のほうはたった1文字だったとしても修正を行わないほど慎重になる。
とは言いつつ昔から納期優先でAバグSバグを残したまま
発売されるゲームとかもあるけどね……。
ぱっと見ネットに情報がなさげだったし、またなんとなく書いてみた。